感動したゲームや漫画や作品

 いくつも作品を見ていると本当に感情が動く作品がいくつかあります、その中でも特に人にオススしたい作品をいくつか発表します。有名所の作品と知っている人はすごく知っている作品と2つに分けました。今回は後半のマイナーだけれど是非見てほしい物を見てもらい、感動を共有したいたいがために書きました。有名所で知っている作品で自分と同じように感銘を受けていたなら、是非一部ではとても人気を受けている作品も見てみて下さい。

有名所の作品

○漫画・アニメ

HUNTER×HUNTER
 わくわく感が抜群の王道バトル漫画物。魅力的なキャラクターや次への期待感の凄さはさすが少年漫画のトップです。

ジョジョの奇妙な物語
 この作品もバトル漫画物。わくわく感も当然ありますし、キャラクターの魅力もすごいですが、自分が感心したのは作中の特殊能力が基本一人につき一つしか与えられていないという事です。主人公が絶体絶命のピンチになると新しい技を出せばいい他の漫画と違い、手持ちの武器をいかに応用するか、その異様なまでの広い考え方や解決法には感心してばかりです。

ヒカルの碁
 碁を題材とした作品。碁を知らない少年がふとしたことをきっかけに碁を始めて、その成長の様を追っていくストーリです。作品の中盤に盛り上がるところがありますが、そこのシーンには凄くくるものがありました。自分もいまだに碁の打ち方が分かりませんが、それでも読むことや感動することができるような構成となっておりますので、碁の知らない人は敬遠しがちかもしれませんが、ぜひ手に取って読んでいただきたい作品です。


○ゲーム

FF10(20-40時間)
 王道RPGの金字塔のFF、その中でも1番に選ばれた作品。いろいろなRPGがありますが、飛びぬけてストーリーがよく心を揺さぶられました。ぜひ初見でプレイをしていただきたいです。RPG慣れしていない人にはゲーム難易度は少し高めかもしれませんが、最後まで攻略を見てでもやりきって欲しい作品です。

heavy rain(10-20時間)
BEYOND: Two Souls(10-20時間)
・detroit(10-20時間)
 クアンティック・ドリームの作品群。このゲームはゲームだけれどある種ゲームじゃないかもしれません。初めの操作自体は簡単ですがすごく面倒くさいです。椅子に立つのも座るのもドアを開けるのにも車のエンジンをかけるのにも、ほかのゲームでは1つの操作で終わることを、細かく分けて一つづつコマンドを入れさせられます。これが面倒くさいなと思いながらプレイを続けていると、ある時、ふと自分が魔法にかかっていることに気づきます。主人公を動かしているという第三者の視点であることは変わらないはずなのにこれは自分なんだという第一人称のような錯覚を覚え、ゲームの中に自分が入っている事に。正直ここまで没入感のあったゲームは初めてです。中に入ってしまったら勿論ゲームなので色々な事が起こります。そこでその主人公が自分、最高です。ずっと感情がかき回されたような感覚でゲームができました。これはすごいものが出てきたと思います。

○テレビ
・TED(映画でなくスピーチ)(30分弱)
 新しい発見や研究内容を魅力的にプレゼンテーションしてくれる番組。新しい発見や知識が得ることができ、そこから自分の習慣を変えるきっかけにもなるかもしれません。

一部で人気の作品やピンポイントでオススメの作品

○落語(30分弱)

志の輔語り部シジミ拾い(30分弱)
 起承転結が素晴らしい作品。作品と魅力ある語り部のお陰で情やキャラのイメージが湧きやすく、世界観にすんなり入れました。面白いです。機会があれば公演を見に行きたい所ですが、志の輔師匠は落語家の中でもかなり人気の落語家ですぐチケットが売り切れてしまいます。

○映画

・情婦(検察側の証人)(2時間)
※いかがわしいものでなく、モノクロの裁判物の作品です
 モノクロ映画です。しかし、10分もして、主役級の太った人が出てくると、その魅力のあるキャラクターでモノクロが気にならなくなる程の素晴らしい作品。原作は推理小説でおなじみのアガサ・クリスティの書いた戯曲で、それを元に映像化した作品です。アガサ・クリスティ本人が自身の映像化された作品の中で一番好きと言わせた名作中の名作。この作品に触れて初めて監督の時間の飽きさせない心配りや無駄のない構成、脚本の素晴らしさ、俳優の演技力の凄まじさ、この全てを感じてしまった作品で、ここまでの出来は他に知りません。監督の遊び心や伏線が山のように張り巡らされ、考察するだけでもかなり面白いです。これを見たらもう2度と同じ感動を味わえないのが残念な点です。ネタバレしないでねと最後にかかれた初めての映画らしいです。

○アニメ

銀魂第188話:観察日記は最後までやりきろう(30分弱)
 銀魂自体はかなり有名ですが、この回は起承転結が素晴らしく、30分という短い時間の中で笑いあり泣きありとても完成されたお手本のような作品だと感じました。銀魂を見たことない人でもストーリーとはほぼ関係ない独立した話なので楽しめるかと思います。

○TV・本

・100分de名著(1冊:25分×4回)
 100分間の中で名著と呼ばれる様々な作品を専門家が要点を抑えて分かりやすく教えてくれるシリーズ。名著を読むと当然のように面白いけれど、作品の深い所までは背景や前提の知識が必要だったりして100%では楽しめなかったりしますが、そこを分かりやすく紹介してくれる為、その後に名著を読むとすんなり読めるようになるとても素晴らしい作品です

ハーバード白熱教室(1講義:1時間程)
 自分とはどういう人物なのかを心理テストを通じて面白おかしくかつ深い所まで知れる作品。入りはとても面白いのですが、あくまで授業なので3時間、4時間と進んでいくと結構専門的で苦痛になる可能性があります。半日ぐらいかけて一気に見ないと前提の知識を忘れてしまってまた1から見ないとってなるかもしれません、自分はなりました。気軽に見るなら始めの1、2時間で辞めるくらいがちょうどいいのかもしれません。これの派生でハリウッド映画に関する白熱教室もやっててこちらも面白かったです。

これまで挙げた感動ではないけれど、お勧めしたい作品

○漫画

・Ωトライブ
・フルアヘッド・ココ
カペタ
 ここまで挙げてきた見た後に感極まる程の感動とは少し違うけれど、個人的に好きなオススメしたい漫画。魅力的なキャラクターや続きが気になるワクワク感のある作品だけど、まず人がオススメで挙げてこない作品。あまり漫画見てない人は知らない作品なんですかね、勿体ないです。

番外篇

料理

料理研究家リュウジのバズレシピ(youtube

 リュウジさんの料理は身近な食材で簡単に安く、早く、そして初心者でもいきなり美味しく作れちゃう夢のようなレシピ。その秘訣は邪道の味の素や市販の白だしをよく使う事やちょっとした手間で美味しくなるコツを丁寧に抑えている事です。リュウジさんが紹介している動画の中ではちょっと手間のかかる至高シリーズというのが特にお気に入りです。手間といっても大体他で紹介している料理を作る時にかかる手間位なもので、それでお店で食うのと殆ど遜色のない料理が自分の手で出来るのは素晴らしいと思います。自分の中で特にハマったのは至高の牛丼、至高の味噌汁、至高の豚汁、至高の卵焼き、ネギージョ・豆腐のアヒージョ(あとは好きな具材でアレンジ)です。これらとご飯が炊ければ一人暮らしを急に始めてもかなりクオリティの高い料理が食えると思います。

cococoroチャンネル(youtube

 リュウジさんとは違い、料理の中の料理。恐らくそのへんの主婦が作っているよりも手のこんだ、多分人に出したらちょっと引くレベルで、正に料理好きの為の動画を紹介してくれます。お店の味、というより飲食店の料理人が飲食店と遜色ない味を作れるように教えてくれます。動画の中では理論的に一つ一つのちょっとした手間のかかる作業を色々説明してくれているので勉強になりますし、この一つ一つが1.1倍づつの積み重ねで美味しい料理になっていくんだと言うのができた料理を食べると実感出来ると思います。cococoroさんの鉄鍋でチャーハンや目玉焼きを作る紹介動画によって、鍋の素材で料理の味が変わる事を覚えました。鉄鍋で作ると同じ作り方のはずなのに、簡単にそこらのテフロンで作るのとは明らかに味が違って美味しい事や失敗しないお店の味のパラパラチャーハンになります。その理由は比熱の違いのお陰でテフロンとは異なり温度が下がらないからです。一度温めれば一緒だと思うかもしれませんが、具材やご飯、調味料を入れた際、予想以上に鍋の中の温度が変わっているようで、具材を入れても変わらず高火力のままで維持できる鉄鍋はベチャつく前にさっと作れ、美味しくパラパラになると言う仕組みです。店で食べるお好み焼きやステーキが美味しく感じるのも同様の理由です。

 番外篇が長くなった気もしますが、感想やおすすめがあれば是非コメントを宜しくお願いします。